(画像はイメージです)
いろいろと外出もしづらい状況ですので、屋内での楽しみについても、書いていこうと思います。utisは料理をちょいちょいします。ルクルーゼで煮込んだり、鉄板でステーキを焼いたりもしますが、なぜかキッチン家電によく惹かれています。うちにもいくつかあるので、紹介していこうと思います。
キッチン家電は数多く種類がありますが、utisが実際に所有していて、今後、紹介しようと思っているのは、以下になります。
- 電気オーブン
- 自動調理器
- ホームベーカリー
- エスプレッソメーカー
本記事はこの2番目の「自動調理器」にあたるティファール社「アクティフライ」について紹介していこうと思います。
ティファール「アクティフライ」とは
自動調理器としては、シャープの「ヘルシオ ホットクック」が売れ線ですが、utisはあえて、これを外しました。すでに保有しているキッチン家電である「象印 煮込み自慢」や「デロンギ コンベクションオーブン」と機能が被らないような器具を探していたのですが、「アクティフライ」まさにそれでした。
アクティフライでできる調理は以下の3種類です。
- 揚げる
- 炒める
- 煮込む
1つめは製品名通りですが「揚げる」です。これに関しては、コンベクションオーブンで「似たこと」はできますが、専用機の意味はありそうです。一つ飛ばして、3つめの「煮込む」については、「象印 煮込み自慢」とかぶりますが、アクティフライにはパドルがあるため、食材を「攪拌しつつ煮込む」ことが可能になります。そして2つめの「炒める」というのが、まさにアクティフライならでは機能となります。
アクティフライの長所
アクティフライの長所は以下の通りです。自動調理器全般にいえることも含まれます。
- 火を使わないので安全
- 火を使えない(使いたくない)環境でも調理可能
- 基本的に食材を入れるだけで簡単調理
- 調理中に食材を返したりする手間や技術が不要
- 温度管理も気にしなくてOK
- 安定した完成度
- 食材や下ごしらえが一定なら、安定した味を再現可能
- ほったらかしなので時間の効率的に時間を使える
- アクティフライでの調理中は、ほかのことができる
- 少ない油で健康的な料理
- 少量の油で調理可能
揚げ物はちょうどいい火加減で、衣はさっくり、中はしっとりとできあがります。油で揚げる場合は、準備も面倒ですし、油の温度の管理もなれないとなかなかちょうどよく上がりませんが、アクティフライなら、温度の管理も不要なので、安定して揚げ物を調理できます。必ず成功する、とはいいませんが、失敗した場合でも、調理時間を変えるなどするだけで、次回以降は間違いなく安定しておいしく仕上げることができるでしょう。
アクティフライの気になる点
ちょうど上から被さる蓋の根元に熱風の出口があります。炒め物や揚げ物の最中など、パドルで攪拌されているときに、ここに調味料などがこびりつくことがあります。透明なふたは外せますが、ちょうどこの熱風口の部分は外すことができないので、流し場で洗うことができず、固く絞ったふきんやペーパータオルなどで拭き取る必要があります。
また、大きさの割には、調理できる分量が少ない、という印象なので、4人分をがっつり作る、という目的には向いていません。
稼働音はそれなりにあります。ホームベーカリーより気になる音量です。
アクティフライが向いている人
基本的には、上に書いた長所をメリットとしてみるのであれば、試してみる価値はあります。以下、詳しく書いていきます。
アクティフライでの調理中に、ほかのことをしたい人
アクティフライで調理しつつ、「別の料理をガスコンロで作る」とか、「洗い物を終わらせる」、「子供に授乳する」、「乾いた洗濯物をたたむ」などなど、何でもかまいませんが、ほかの作業を当てたい人は、試す価値があります。
コンロの数や調理スペースの問題で、料理はするけど、副菜までは手が回らない人、結構いるんじゃないでしょうか。
ちょっとした副菜などを楽に作ることができるので、下ごしらえはメインの料理と一緒に行い、調理は並行してすすめると、食卓が豪華になります。
注意点
食材を入れて終わりとならないレシピがあるので、その点は注意する必要があります。たとえば炒め物と代表としてあげられている「炒飯」は、まず攪拌した卵をアクティフライで軽く調理した後に、残りの食材を投入する、という手順になります(念のため、炒飯自体はほんとにパラパラに仕上がりますので、求めている人は気にせずお試しを)。
また、炒め物は意外と早く調理が済んでしまうことがあります。そのまま放置でよい料理であれば問題ないですが、すぐ調理器から取り出す必要があるような料理の場合は、並行しているほかの作業を選ぶ必要があります。
なるべく油を使わずに揚げ物、炒め物をしたい人
唐揚げやフライなど、普通であればたっぷりと油を使う必要がある料理も、少量の油で済みます。また、T-fal社の従来の電気フライヤーと比べて「99%オイルカット」が実現できています。
筋トレなどで、一日に摂取する脂質を制限したい人にはとても心強い味方になります。
安全面から、火と油は使いたくない(が、揚げ物は食べたい)という人にも向いています。
注意点
食材にオイルをスプレーするという手順が必要になるレシピが多いです。この点を手間と感じる可能性はあります。
また、当然ですが、食材に含まれる油はカットできないので、脂質制限が目的であれば、下ごしらえの段階で余計な脂を処理する必要があります。
揚げ物はとてもよいです。実際に、一口ヒレカツはとてもちょうどよい火加減でさっくりと揚がります。ただし、食材の大きさに制限があるので、ロースカツなどもだいたい3等分した大きさに切り分けてから、調理する必要があります。
パドルの仕様になりますが、柔らかいもののは揚げ物に向いていません。クリームコロッケはもちろん、普通のコロッケも難しいかと思われます。またパドルのおかげで、食材をひっくり返し、裏面もしっかり火が通るのですが、衣がはがれることもありますので、注意。余計な粉はしっかり落とすのがポイントです。
アクティフライが向いていない人
以下に当てはまっている人は、よく検討した方がよいです。
- 過度な期待を持っている(特に炒め料理)
- 試行錯誤を楽しめない
- 音に敏感
ほどほどに期待して、失敗も楽しんでいきましょう〜
utisおすすめの調理
とりあえずよく作っているものを2つおすすめします。今度しっかり記事で紹介したいですね。
唐揚げ
ヘビーローテーションで作っています。
調理時間は20分。レシピでは250グラム程度ですが、350グラムまでいけます。
コツは、余計な漬け汁は拭き取る、不要な粉はしっかり落とす、フライパンに並べる際に、皮目を上にして、しっかり火が入るようにする、といったところです。
ヒレカツ
一口ヒレカツであれば、ヒレ肉を断面に切ったサイズがまさにアクティフライにぴったりなので、普段食べているヒレカツがそのまま手軽でヘルシーに仕上がります。衣はさくさくで、火の入り方もばっちり、言うことないです。
コツはパン粉をしっかりはたくこと。
まとめ
レシピは結構あります。クックパッドでもよく見かけるので、いろいろと試したい人にはお勧めです。結構応用が利く調理器だと思います。
utisもなんか新しく試したら、また紹介していきます。